JFN Association

全国FM放送協議会(JFN)

「JFN Association」は、JFNネットワーク、及び、加盟38社の各種活動情報(番組、イベント、営業展開等)を掲載しているWeb広報誌です。

2022年度 営業責任者会議

2022年12月12日(月)開催

●講演:大正製薬株式会社
マーケティング本部ブランドマネジメント2部 部長 松田昌治氏
テーマ:ラジオと見つめ直す花粉症対策

大正製薬株式会社 マーケティング本部ブランドマネジメント2部 部長 松田昌治氏

◎大正製薬とプロモーション活動について

  • 創業110周年を迎えた大正製薬。リポビタンDをはじめ、パブロンやリアップなど多くの商品を、日本国内のみならず海外でも展開しています。一人でも多くの生活者の方々に支持して頂けるように日々努力しています。
    OTC医薬品のシェアには、全国各地のエリアごとに強弱があり、それが大きな課題です。昔のような全国一律のマーケティング活動では効果が出なくなっていて、エリア・年齢・趣味・嗜好など、きめ細かな活動が重要だと感じています。
    こうした私たちの課題意識を、全国にネットワークを持っているJFNとなら共有できるのではないかと思っています。
  • 生活者の悩みに応え、一人でも多くの方の手に取ってもらえるように、日々マーケティング活動を行っています。
    医薬品(モノ)を提供することだけではなく、有名タレントを起用しての広告展開も行っているほか、スポーツは日々の健全な心と身体の育成に繋がるという考えから、スポーツ文化の発展も支援しています。
  • 華やかに見える一方で、医薬品業界の広告は、薬機法(医薬品医療機器等法)をはじめ、色々な法律や基準など厳しい規制の中で行われています。
    生活者に正しい情報を適切に届け、安心・安全に使ってもらえる様にと考える中で、ラジオの重要性を感じています。

◎本日のテーマ:花粉症について

  • アレルギー性鼻炎は年々増加しています。
    「花粉症」はアレルギー性鼻炎の一つで、「季節性アレルギー性鼻炎」と分類され、国民の4割が罹る国民病の一つです。
  • 原因物質は、スギやヒノキ等(木の花粉)やカモガヤ、ブタクサ等(草の花粉)。時期、地域が異なり、空気中に浮遊する為、取り除くのが困難。
    その代表的なモノが「スギ花粉」です。
  • なぜ増加しているのか?
  1. 1960年代に大量に植樹されたスギが成長し、開花適齢期になっているのと共に、温暖化の影響で花粉量が増えているため。
  2. 自動車や工場などの大気汚染物質が花粉と混ざり、ヒトの体内で過剰反応を起こす。
  3. ストレス社会や食の欧米化でアレルギー体質の人が増加している。

    花粉症は、一過性のものではなく、これからもまだまだ続く病です。
  • どうしたら快適な生活ができるのでしょう?

まずは花粉症の人が気になる情報を発信すること。

  1. 飛散量…飛散量により症状が変わる(前年の気候で予測できる)。
  2. 飛散時期…エリアごとにタイミングが違う。
    元日からの日最高気温の積算が400℃に達すると花粉が飛び始めると言われている。
    ★シーズン中は毎日の「花粉情報」が欠かせない
  3. 対処法
    ・花粉との接触を避ける
    ・薬を活用して症状を緩和させる。
  • どんな薬が最適か?
    薬を上手に活用して症状を緩和することをお薦めします。

<ドラッグストアで購入できる薬>

  • 第1世代抗ヒスタミン薬(抗ヒスタミン薬)
    ⇒即効性があるが、眠気を催すことがある
  • 第2世代抗ヒスタミン薬(抗アレルギー薬)
    ⇒眠気や口渇などの副作用が比較的少ない

例えば、第2世代の「ロラタジン」を成分とする「クラリチン」(CMに櫻井翔さん起用)は、“眠くなりにくい”“1日1回1錠”と記載されています。眠気や、集中力・判断力・作業効率の低下がおこりにくいため、乗物・機械類の操作に関する注意書きがありません。
まさに「クラリチン」は、ドライバーや受験生などラジオリスナーにピッタリの薬と言えます。

こうした商品の特徴を伝えるのに、ラジオは適したメディアだと思っています。ラジオだからこそ、エリア毎、タイムリーな情報提供が可能で、パーソナリティとリスナーが非常に“密”に繋がっている事などが特長なので、ラジオと花粉症対策の親和性は高いと思っています。
タイムリーな情報提供と早めの準備を促すような企画をお願いします。

大正製薬株式会社 マーケティング本部ブランドマネジメント2部 部長 松田昌治氏

◎Q&A

Q:ラジオと、デジタルサイネージなどの屋外広告の組み合わせは、有効だと思いますが、どのようにお考えですか?

A:デジタルサイネージについては、ドラッグストアと組んで実施しているものもあります。全国一律には実施できませんが、エリアを絞って、ターゲット層が来店するようなお店とは一緒に実施しています。そこにラジオが加わることで、購入を促すことができると思うので、上手く活用していきたいと考えています。

Q:エリア毎のプロモーションで成功事例はありますか?

A:例えば「未来応援プロジェクト」。各エリアの新聞社、プロ野球チーム、ドラッグストア等と組んで実施しています。

Q:
①エリア別シェアについて。OTC商品の中で、どのエリアでどの商品が弱い等のデータはありますか?
②リポビタンDのクリスマスボトルが発売中ですが、バレンタインデーボトル等を作る予定はありますか?

A:
①手元に詳細なデータがありませんが、OTC薬品市場ではドリンク剤の構成比が大きいので、シェアが低いエリアは、リポビタンが弱いと思います。
②バレンタインボトルは実施しています。季節限定パッケージの先駆けで、かなり長く続いています。パートナー等にプレゼントするようにという意図です。

Q:38局ネットでフォロー&リツイートのプレゼントキャンペーン等を実施したら面白そうです。是非ご検討ください。