「起立、礼、叫べー!」と、38局の電波で叫んでから、早くも約半年が経ちました。
世田谷公園のベンチで、3日間。ほぼホームレス状態で(笑)、ひたすら“耳を目にして”想像したら、聴こえてきたのが、「“未来の鍵を握る学校”SCHOOL OF LOCK!」
10代がラジオを聴かなくなったんじゃなくて、10代が聴くラジオがなかたんじゃないか?と自問自答して、夜空を見上げたら、電波の中に“教室=BBS”が現れて、そのネットと電波の完全融合がラジオの中の学校の始まりでした。2人のパーソナリティーのイメージもその時、既に耳に鳴っていて、出会えたのは奇跡的な必然でした。
役者でありながら、ラジオでマイクを握ることを夢見ていた、涙目の熱血校長“やましげ”と、眉毛のない謎の天才!教頭の“やしろ”。ラジオ経験のない彼らと、番組開始時に確認した決意は“初期衝動” と“存在証明”。力も知名度もない、ならば上を目指すより、まっすぐ前に向かって進もう。足を一歩も地面から離さず“僕らはここにいる”と叫ぼう。そして、見上げた時は、“空は本気で青い”と唄おう。そのシンプルな感覚を維持することは、相当に簡単じゃない。でも、その僕の「覚悟」に、動物的な2人は本能で呼応し始めました。その本能の叫びに、生徒=リスナーは、日常に欠如した“つながり”を見出し始めた気がします。
 僕らは「音と言葉」を信じています。だからこそ、必死で音と言葉の影響力と向き合います。例えば“ニート”という言葉が創り出す人種。そんな人種は存在しないと言いたい。彼ら彼女らには立派な名前がある。“リストカット”という言葉に逃げ込んだら駄目だ。と。そして親も先生も言わないのなら、言ってやりたい。「本当よく頑張った。」「絶対、大丈夫だ。」と。SCHOOL OF LOCK!のロックは「鍵」の意味。“心の鍵”。夢を探す鍵、自分らしさを探す鍵、恋心の鍵。
 扉を全部開けてあげることは出来ない。でも、鍵の在りかなら、教えてあげられる気もする。だから僕らは毎晩、チョークの音、高らかに「黒板」に精一杯の言葉を刻みます。“道しるべ”となることを願って。
SCHOOL OF LOCK!は、時に爆笑し、時に泣きます。時に唄うこともします。そんなマインドに、リップ、バンプ、ゆず、アジカン、氣志團達が握手してくれました。
この番組のレギュラー講師陣達です。女子クラスの6人の若手女優陣達が癒しも運んでくれます。一方で、苦闘の時間も多い。
ある1人のリスナーの恋や親の悩みについて、朝7時まで話し合うこともあります。
放送外で手紙を往復し、その結果、不登校から脱出してくれたリスナーもいます。誰とでもつながるネットの世界。
 だからこそ、つながってない。だから“つながろう”と、SCHOOL OF LOCK!は、本気で叫び続けます。「生の声で抱きしめることの尊さ」それは、完全なデジタル化時代が来ても、ラジオだけが持つ“最強の力”となるでしょうし、例えネット産業で世の中が買収されても、その「尊さ」だけは誰も買えない。最後に、ラジオ業界に関わる全ての人へ。僕らはこれからも「恥」をかいて、「生きて」いきます。必死でカッコいいことを求め、無様に葛藤し、カッコわるいほど懸命に生きていきます。それが、「恥」という字の通り、リスナーの“耳に心”を注ぎ込む、最高にシンプルな「覚悟」です。

TOKYO FM 編成制作局制作部専任部長番組 森田太(School of Lock 担当プロデューサー)

 今年度のFMフェスティバル「Vodafone"LOCK ON ROCK" Supported by FM Festival05/06」の中核企画として、JFN38局が一丸となって取り組んだ全国オーディション「Vodafone "LOCK ON ROCK" Super Audition」のグランプリが、去る1月27日(金)の「Vodafonelive! Music Community」で発表されました。
 見事グランプリに輝き、Char氏プロデュースによるメジャーデビューの栄光を勝ち取ったのは、四国ブロック代表・高知MANA SLAYPNILE(マナ・スレイプニル)。
 「最も『歌』が耳に飛び込んできた」とChar氏が評価した通り、親しみやすいメロディと心に刺さる練り上げられた歌詞が乗る彼らの曲「ソングライター」は、事実リスナー投票でも常に上位の得票を集めていました。
 また、「本当に順位をつけるのが辛い」と最終審査員全員に言わしめた準グランプリには北海道ブロック代表のRemote Control Cloudと関東・甲信ブロック代表の神風グリーンが。そして、リスナー投票によって選ばれるJFNリスナー賞には九州ブロック代表のVelvet Peach Sevenが輝きました。
 「メジャーという未知の世界でバンドが一丸となって戦っていく上で、『同郷』という共通項は必ず彼らの大きな力になる」とはChar氏の言葉。
 「地域の力」が大きな結果を生んだこのプロジェクト自体をも表現していたと思います。
TOKYO FM 営業局営業推進管理部 縫 崇

 2004年10月からスタートした、ホームページ上の「DJブース」、ここではパーソナリティが画像付きの日記を書いています。いわゆるブログの携帯版ですが、パーソナリティが携帯でメールを送る感覚で、すぐにアップロードできるところが特徴。
気に入ったシチュエーションで携帯のカメラで写真を撮り、簡単な文を添え、メールを送ることで、すぐホームページにアップロードすることが出来ます。
 リスナーはパソコン・携帯両方から「DJブース」を見ることが出来ます。
 これは、ホームページのコンテンツは更新頻度が高いもの程アクセスが見込めるはず、という単純な目論見からスタートし、今では人気ページの一つとなりました。
 更新された日記は、ホームページのTOPに新しいものから表示され、これがパーソナリティの競争心を煽る?ことにもなっています。
FM 滋賀 取締役ソフト開発部部長 萬木吉人

 中四国FM8局では、2004年4月からブロードバンド連動番組「局アナバトル ROUND3」をスタート(毎週金曜日21:00〜21:30放送)、FMラジオ&WEBのコラボレーションにより、リスナー参加型の情報番組を展開している。番組では、「ご当地のグルメ情報」をテーマにしてブロック各局の局アナが放送上でプレゼン合戦を展開し、同時にWEBでも同じ情報を動画で紹介。放送を聴いたリスナーはWEB上で投票を行い2局の勝ち負けを決めるという仕組みである。
WEBへのアクセスは月平均10万ページビュー程度のレスポンスを頂いており、中四国FM8局ではデジタルラジオの将来を占う戦略番組として、4月以降も更なる内容の充実に取り組んでいく予定である。
広島エフエム放送 取締役東京支社長 大橋明夫
FM熊本では、昨年10月からブログを、12月からポッドキャスティングを展開しています。ブログは、各番組のパーソナリティーやスタッフが自由に書き込める統一ブログにしていますが、4月からは番組ごとに分ける予定です。ポッドキャスティングの一つは、チャート番組「FMK HOT 100」(金曜15時30分〜19時55分)の最新のランキングや番組情報です。もう一つは予備校の人気講師が出演する「キャンパス・キュリオ」(日曜17時55分〜18時)。
大学生となって全国各地で暮らす卒業生にも聴いてもらえるようにと、本編を毎週配信しています。エリア外の人などにも、改めてFMKの魅力をアピールできればと考えています。
FM熊本 企画部長 荒川雅裕

 FM青森では、去る2/6(月)〜2/10(金)バレンタイン商戦に向けたクライアント獲得のため、「Cafe Marble バレンタインエディション ラブアタック'06!!」という企画を実施した。 昨年12月に当社のモバイルサイトがオープンした事もあり、例年実施している特番形式ではなく、カフェマーブルというお昼のワイドを活用し、2/6の週をバレンタインウィークに設定同番組で、商戦レポートをするとともに、バレンタインのメッセージ(プレゼントあり)を募集した。メッセージ等の応募総数は500強という今までにない多くの反響を得た。また、応募総数の9割が携帯HPからのものということでfaxによる応募を大きく引き離した。この件はラジオと携帯との相性のよさを立証したと思われる。
 モバイルサイト後は、他レギュラー番組でもリクエストの応募が2割くらい増えているというデータもあがっている。今後もモバイルサイトと連動した企画を積極的に展開したいと思う。
FM青森 営業部長 栗田淳一

 地元仙台で活躍中のHIPHOPアーティスト、CUZSICK(カズシック)がDJを担当する生放送プログラム「MESS-AGE(メスエイジ)」(水曜21:00-21:55)。そのCUZSICKがHIPHOPレーベルMess-Age Recordsをプロデュース、第一弾CD「前略、未知の國から」がリリース(全国発売は3/15)された。これを盛り上げよう、ということでMESS-AGEブログをスタート。CUZSICK本人はもとより、番組スタッフや音楽仲間、あるいは謎の関係者(?)による情報提供がなされ、リリース前から盛り上がりを見せている。このCDには、あの「青葉城恋唄」(仙八先生こと、さとう宗幸さんのヒット曲)のHIPHOP版カバー曲「青葉城恋唄21」が収録され、さとう宗幸さんが出演する宮城TV「OH!バンデス」でも取り上げられるなど、“親子で聞ける歌”として話題となっている。
親と子を結ぶ「音楽」、発信者とリスナーをつなぐ「ブログ」。さらに意外なところからのリンクによる横への広がり、明日はどんなコメントが書き込まれているだろう?詳しくは番組で!
Date fm 編成部 澁谷彰一

 2005年4月よりブログ立ち上げ準備をはじめ、東海エリアではいち早く6月末よりスタートした。第1弾は、毎年夏に行われる自社イベント「Vibes Up!Maximum」ブログ。イベント出演アーティストから直接ブログに投稿してもらったり、開催日まで盛り上げていった。その他、制作現場スタッフが書く人気NO1ブログ「ラジオ番長は見た。」では、日頃放送では聞く事ができない番組の裏側、K-MIXの裏側を大公開。
 現在は10個のブログ、そのうち4つはポッドキャスティング配信を行っている。ポッドキャスティングは、県内にとどめず、全国・世界に発信すべく番組をチョイス。もともとインターネット放送として配信していたJリーグ応援プログラム「Ole Ole Jubilo」と「ISSO!S-PULSE」は、スポーツ業界にも注目するポッドキャスティング番組と言える。
 また、リスナーのブログに掲載してもらえるよう、NOW ON AIRの曲を表示するブログパーツを作成した。現在無料配布を行っている。今後は、さらに新しいブログを立ち上げる予定。
K-MIX 編成制作部クロスメディアグループ 加藤 万里


「ラジオ」と携帯動画配信サービス「Vライブ」との融合企画が大好評。学生に大人気のワイド番組「ホット・ジャム」(月〜木19:00〜)で、昨年1月東海エリアでは初めての試みとしてスタートした。スタート当初はいかに生放送中にアクセス数を伸ばすか…で頭を悩ませた結果、目標アクセスの1日1,000アクセスにあと一歩まで迫った。また1アクセス当たりの視聴時間も競合局を上回り、スポンサーのNTTドコモ東海様から番組構成&演出の上手さも含め高い評価を頂きました。そして、4月には更なるパワーアップを図り、午後の名古屋を引っぱる人気ワイド番組「パラダイス・ビート」(月〜金13:00〜)にて「Vライブ配信」企画をバージョンアップし再スタート。
それまでの番組構成&演出は継続しつつ、アシスタントを起用した動きのある映像、カメラ2台を使った演出など、“リスナーとスタジオの融合”に努め、今や1日のアクセス数は優に1,000アクセスを超え競合局にも圧勝!Vライブ出演ゲストアーティストのパワーだけに頼らず、パーソナリティ・パワー、FOMAユーザーに飽きさせない番組演出で、リスナーのミミも目もくぎ付けに!引き続き更なるサプライズな企画をつくっていきたいと考えています。
FM AICHI 営業部 若尾達男

 日本ラジオ広告推進機構(RABJ)は、広告主の立場に立って活動する、ラジオ広告推進の第三者機関として、2004年10月に発足しました。第二期は広告主、広告会社の皆様にご提供できるデータ拡充に重点をおき、「ラジオリスナーの顔が見えない、どんな人が聞いているのかわからない」という多くの広告主の声から、まずは「RABJ Listener's Super View」=聴取率調査対象者に対してさまざまな調査をした「ラジオリスナープロフィール調査」をもとに、リスナー特性や聴取実態などを分析したデータの拡充を始め、既に【首都圏版、静岡地区版、広島地区版、札幌地区版】をご提供しています。またこれに伴い、各地区(静岡、広島、札幌)でのセミナーも実施し、3地区で約220名の広告主、広告会社の皆さまにご参加頂きました。ここまで充実したプロフィールデータはTVにもなく、すでにデータ請求件数は600件を超え、この春には【仙台地区版、福岡地区版】のデータ提供、セミナー開催を予定しています。
その他にも「ラジオスポットCM効果測定調査」、「ラジオCM好感度調査」などをスタートし、ラジオ局の皆さまには「聴取率調査の基準統一化」のお願いなどもしています。
●ラジオ活用事例「インタビューライブラリー」
実際にラジオご活用の広告主「宣伝担当者」ご出演のインタビュー映像をご覧いただけます。
●ラジオ活用事例「ケーススタディ」
21業態別に広告主【実名】入りのラジオ活用事例全116件をご紹介しています。
●エリア内人口計算
放送局ごとのエリア内性別・年齢別ターゲット人口が県別に1歳きざみで算出できるシステムです
※他にも、各ラジオ局の連絡先などが載った「加盟局基礎データ」や「ラジオ用語集」もご用意しています。
★上記をご利用頂くために、ぜひ会員登録をしてください。(登録は無償・簡単!)
★詳しくはRABJホームページhttp://www.rabj.orgまで
また、2006年2月よりPR紙「RABJ PRESS」も発行し始めましたので、ご希望の方は下記までご連絡ください。
RABJは、これからもラジオ媒体の有効活用について研究・調査を行い、その研究結果や調査データを広告主や広告会社の皆様に提
していきます。データ提供、個別のご相談などはすべて【秘密厳守・無償】ですので、お気軽にご相談下さい。
【お問合せ】RABJ普及促進部
倭島(ワジマ)wajima@rabj.org
吹田(スイタ)suita@rabj.org
TEL:03-3563-5552 FAX:03-3563-5553

 皆さんこんにちは!エフエム大分営業部の脇坂浩です。見た目とは程遠いですが、ハードロック好きな現役バンドマンです!エフエム大分に入ってからはもう12年目になります。ただ営業マンとしては2年目・・・。
2年目の壁でしょうか?毎日営業の難しさを痛感しております。ただ、いろんな方々との出会いは新しい発見があり、刺激のある毎日を送れ充実しています。不思議と出会いの分だけ仕事も多いような気がしますねぇ。営業をしたおかげで、新しい趣味のゴルフや以前からやっていたバンド活動も再開できました。今後も制作部で過ごした10年を生かし、今後も「何事も真剣に!」を心がけ日々精進したいと思っております。
『営業最前線から一言』BACKNUMBERへ 
 入社して間もなく1年を迎えます。
出身は宮城県仙台市で、去年の3月までは都内で花の女子大生をENJOYしていました。盛岡での生活、アナウンサーの仕事、すべてが新鮮な日々を過ごしています。
 現在、「朝のペパーミントタイム」のパーソナリティと「ゴッタフライディ」のレポーターを担当しています。「美」が売りだったはずですが・・・「笑」路線になりつつあります。応援よろしくお願いします。
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営業的に一番大変な改編時期である年度末になりました。ラジオのパワーを広く伝えたいので新番組や新企画をぜひ「読むラジオ」の記事にさせてください。皆で明るい気持ちで新年度を迎えたいものです。(T.K)
JFNネットワーク支社長会事務局/TOKYO FMネットワーク部