今年もジャパン・エフエムネットワーク38局が総力を上げての番組とイベントの総合キャンペーン“FMフェスティバル”を現在実施中です。
 今年のテーマは“GREATEST MUSIC〜ラウド・マイノリティ・スピリット!〜”。「Loud Minoriry Spirit」とは、まわりに左右されずに独自に自分の信念を貫く精神のことです。どんなビッグ・アーティストでも始りはマイノリティでした。しかし、その個性が次第に広まりメジャーな存在へとなってゆくのです。この精神を軸に、インディーズ・メジャー、音楽ジャンル、世代の垣根を超えてオリジナリティ溢れるアーティストたちが集結しました。
 11月3日(水・祝 15:00〜18:00)のキックオフ特番では、アジアン・カンフージェネレーション、気志團、クレイジーケンバンド、佐野元春、東京事変、山崎まさよし、リップスライム、ザ・ハイロウズというバラエティに富んだ今やビック・ネームでありながら「LoudMinoriry Spirit」を持ちつづけるアーティスト達が登場し、この番組のための秘蔵ライブ音源をオンエアしました。特に佐野元春は、今回のFMフェスティバルのプレ・イベントとして、10月19日にTOKYO FMレコーディングスタジオIRISにてリスナー限定30人を招待しての前代未聞の公開レコーディングという形式でライブ音源を収録しました。
 番組内容も、毎週日曜日のプライムタイムレディオでおなじみジョージ・ウィリアムズとゲストのトーク、ライブ音源、キャラバンスタート地点の一つ沖縄会場からの中継と盛りだくさんに、順調に今回のFMフェスティバルのスタートをきりました。
 そして現在、全国JFN加盟38局各地へステージ付きバスが訪問し、新たな才能を発掘するインディーズ・キャラバンも実施中です。
 今後の予定は、12月19日(日 19:00〜19:55)のキャラバン特番、そして12月22日(水)には東京新木場スタジオコーストにてグランドフィナーレ・イベントが行われ、そのもようを19:00〜20:55にて生放送します。このイベントには、ザ・ハイロウズ、リップスライム、ライムスター、ザ・ニートビーツ、ロスト・イン・タイムほか全国のキャラバンで人気投票により2組のインディーズ・アーティストが参加し、個性豊かなボーダレスなアーティスト達のライブ共演をお伝えします。
 また今回のFMフェスティバルのホームページでは、全国インディーズ・キャラバン参加アーティストの人気投票のほか、参加メジャー・アーティストの映像コメントなど様々なコンテンツが充実した、かつてない規模のものとなっており話題となっています。是非ご覧ください。アドレスは、http://fes.jfn.co.jpです。
 オリジナリティ溢れるスタイルを叫び続けるメジャーアーティストの原点回帰!そして、自らの存在を強烈にアピールするインディーアーティストの発掘!新しい時代は、いつも「Loud Minority」から始まります。各地のキャラバンなど各局のご協力に感謝を申し上げるとともに、グランドフィナーレまで一気に突っ走りたいと思いますので、今後の動きもご注目ください!
(TOKYO FM 番組制作部プロデューサー 金城賢一)

 「やまだひさしのラジアンリミテッドDX」の特別企画として4月からスタートした【ポカリスエット☆ザ・学校キャラバン】は、まさに見えるラジオだったのではないだろうか。
 お昼休みで賑わう高校へそっとお邪魔し、やまだひさしが放送室を突然ジャックしてしまう企画である。人気のミュージシャンもゲストとして同行し、放送室から生演奏を流す時もある。「やまちゃんって、あのやまちゃん?」「え!?なんであのアーティストがうちの教室のスピーカーから話してるの?」そうやって戸惑う生徒は多い。
そして放送室に猛ダッシュして出演者達を一目見ようと生徒達は大騒ぎとなる。この企画は当日まで一部の人間しか知らない。番組に応募したリスナーの生徒とその仲間(放送部)そして担任の先生に加え、なんと後は校長先生のみぞ知るという徹底ぶりである。「うちの学校に来て!」と応募したリスナーは番組スタッフと連絡を取り合いながら、自分で先生を説得しなくては企画の実現はならない。中には3ヶ月掛りで校長先生を口説いたという女子生徒もいれば、企画書を作ってプレゼンしますという男子生徒もいた。秘密を抱えきれなくなり、ほくほくしながらうっかり生徒に話してしまいましたという先生もいた。それだけに、企画が成功した後の達成感は番組スタッフも学校関係者も同じくらい大きい。後日、「卒業生から番組を聞いたと言われ嬉しかった」「文化祭で発表します」などと学校のPRとして当企画を活用して頂く事もあり感慨深い。
 それでもここまでの道のりは長かった。学校と番組の意思疎通が上手くいかなかったり、企画のウケが期待通りでなかったりした事もあったのだ。しかしその都度改良を重ねて来た事が下半期も続けられるようになったと前向きに捉えたい。最近、高校を回ってよく思うことがある。企画が生徒にふれ、彼らが楽しんでいる様子を見ているのが本当に楽しいのだ。
そうするともっと生徒を感動させたいと思う。感動して、もっともっと多くの人にFMラジオとポカリスエットの事を興奮して話してほしいのだ。この上半期に、見えるラジオとして一つの形を築けた当企画は、下半期に「感動するラジオ」に挑戦したいと思う。(JFNC 城田信義)

『MAKE YOUR DREAM』
 全国で242万人の会員をもつ「Dream Mail」の九州・沖縄エリアでの話題の喚起とブランド醸成を目的としたラジオ展開を7月から9月の1クール実施しました。
 このサイト、企業理念は、「Make Your Dream」という(株)エルゴ・ブレインズという会社が運営されています。ラジオとインターネットの相性が取沙汰されている昨今、今回の企画でも、全てWEBと連動し展開。FMQリーグ8局で5分のレギュラー番組と9/20にネット特番を実施したのですが、WEBとの連動展開として、レギュラー番組ではエフエム福岡ホームページ内に番組専用ページを作成し、「あなたの叶えたい夢」をテーマに『リスナーから募集→掲載→投票』という流れで、良かった夢には番組から夢応援資金を“どど〜ん”とプレゼント!!ネット特番では、福岡の公開生放送の模様をWEBカメラで中継し、当日だけで137,280page viewのアクセスを獲得しました。11月からは、新たなEコマース展開を放送とネット上で展開させて頂いています。
『営業最前線から一言』BACKNUMBERへ 

栃木県には世界遺産に登録された日光をはじめ、塩原温泉、那須高原など、豊かな自然があふれています。都内のような渋滞はなく、車好きにはたまらない環境が整っています。ところで、栃木県の方は知る人ぞ知る車好き!全国的に見てもクラシックカーの保有台数が多いのだとか。県内ではクラシックカーのイベントが開催され、時には200台近くの名車が集まります。1937年の BUGATTI T57など銀幕の中でしかお目にかかれない車たちを目の前でみることができます。車の番組を担当して8年目の私。バカがつくほどの車好きです。県内には「国際サーキットツインリンクもてぎ」もありますのでA級ライセンスを取得し、週末にはサーキットでかっとんでいます。ぜひ私の助手席へどうぞ、栃木を“最速”でご案内いたします。
『パーソナリティ登場』BACKNUMBERへ 

 日本ラジオ広告推進機構(RABJ)は、広告主の立場に立って活動する、ラジオ広告推進の第三者機関として、今年10月に発足しました。ラジオ媒体の有効活用について研究・調査を行い、その研究結果や調査データは広告主や広告会社には無償で提供します。現在はラジオ局18社の賛同を得て、機構運営費用を負担して頂いていますが、ラジオの業界団体ではありません。ですから広告主から受けた相談内容については一切情報を洩らしません。まずは広告主・広告会社の皆様にRABJが独立性、公平性をもった立場での第三者機関であるということを認識して頂くことが重要で、ラジオ局の皆様にもご理解頂く必要があります。
 私どもが実施しました広告主アンケート調査において、「ラジオの有効性についての説明は聞いている」(91.5%)、しかし「社内説明(説得)が難しい」という結果が浮き彫りになりました。
 =「社内説明資料が欲しい」「メディアミックスなどの成功事例が欲しい」というアンケート結果から、ラジオの有効性を裏づける材料が少ないことが、ラジオ広告出稿へ結びついていない要因の一つにあり、このようなアンケート結果や広告主の皆様からの要望等をヒアリングしていく中で、ラジオそのものの媒体価値を整理・再評価し、それらに基づいて広告主・広告会社を対象としたセミナー等を開催し、ラジオを活用することのPRを行っていきます。但し、RABJがモデルとした英国RAB代表ダグラス・マッカーサーが指摘するように、即座に効果がでるものではないので、時間がかかるということをご理解いただいて、ラジオ局の皆さまにもがんばって頂きたいと思います。
(1) 東京都
(2) キリンビール株式会社
(3) 「ラジオの力」を広く普及する宣教師、フランシスコ・ザビエル・マノ。一人でも多くのラジオ信奉者を作るべく頑張ります。
(4) 1949年3月24日/おひつじ座/A型

(1) 東京都
(2) (株)東急エージェンシー
ラジオ部
(3) 心と心が通うラジオの良さはデジタル化の時代にこそ生きてくると思っています。手探りの毎日ではありますが辛抱強くラジオ広告の普及促進活動に励んでいきます!
(4) 1962年8月28日生まれ/おとめ座/A型

(1) 愛知県豊田市生まれ、広島県広島市育ち
(2) (株)ビデオリサーチ
媒体調査部
(3) 皆様に「へぇ〜、ラジオってそんな面もあるんだ〜!」と言っていただけるデータをご提供するために頑張ります!
  そんなデータの一部をメールニュースで配信していますので、配信希望の方はお問い合わせくださいね。(↑営業?)
(4) 1973年8月20日/しし座/O型
(1) 岐阜県 多治見市
(2) (株)ビデオリサーチ
ラジオ調査部長
(3) 昔から偏食は病の元といわれています。広告メディアも偏食をしないでバランス良く利用することが、企業をより健全な体質にするのでは…。
  こんなデータ作りを目指します。(広告メディア偏食社撲滅元年に!)
(4) 1947年6月3日/ふたご座/O型

(1) 京都府京都市
(2) (株)博報堂DYメディアパートナーズ
ラジオ局
(株)エフエム京都東京支社
営業部
(3) ラジオの力、音の魅力を知っていただくために、粘り強く普及活動していきたいと思っています。
  さあ、これからがスタートです!!
(4) 1967年4月22日/おうし座/A型

(1) 札幌
(3) がんばります。
(4) 1978年5月2日/おうし座/B型

 JFN支社長会では年2回ゲストを迎え講演会を企画、実施している。その前期講演会が9月8日(木)FMセンター11階『ジェットストリーム』で、元週刊文春編集長の花田紀凱(はなだかずよし)氏を迎え行われた。花田氏はこれまで中田美香ANとのトーク番組「編集長!お時間です。」に出演した経験があり、「ラジオを聞く習慣をつけるきっかけが必要ではないか。新聞のラジオ欄の狭い2〜3行の中に力を注ぎ、読み手の注意を喚起する工夫をしても良いのでは。企画=タイトルだ。タイトルがつまらないものはダメ」などラジオへの提言や、週刊文春とライバル誌・週刊新潮の見出しの比較や、スクープ記事の舞台裏、きわどい見出しのエピソードなどざっくばらんな話に参加者は楽しいひとときを過した。花田氏は編集長として11月末に雑誌『Will』(ウィル)を創刊した。(AIRーG’ 中田美知子)

 e-radio/エフエム滋賀では、10月3日(日)に開催の「第4回びわ湖男女駅伝大会」をFOMAのデータ通信サービスを利用した高品質音声携帯中継専用装置「mobilestudio」(以下モバスタ)を使っての中継放送を実施した。モバスタは広帯域の音声を高いクオリティでの伝送が可能な装置でレポート等に便利な可搬型。FPU送受信のように専門スタッフの必要もなく低ランニングコストで臨場感ある生中継を実現できるため中継波を持たない局はもちろん、全ての局にとって有益なシステムである。

中継車は音声だけでなく映像もスタジオにリアルタイム配信

 当日は、上記「モバスタ」搭載のラジオ中継車とスタジオとを2元で結び中継放送を実施し、さらにスタジオ側にも視覚情報をより多く伝えるため、株式会社NTTドコモ関西様の機材協力を得てラジオ中継車からの映像をFOMAを使ったテレビ電話でスタジオにリアルタイムで配信。スタジオパーソナリティーのトークの判断材料として大いに機能し、映像伝送を伴わない駅伝中継やマラソン中継等の実施時には有効な手段であることを確認した。

見えるラジオ番組をさらに推進

 当大会は単に競技会というだけではなく市民参加型駅伝であるというもう一つの側面を持つ。そこで駅伝競技の模様や沿道の応援など長距離駅伝の持つ独特の雰囲気を一般聴取者から映像投稿してもらい補完メディアとして利用し更に参加性を加味した。e-radioのホームページ内の携帯写真紹介コーナー「e-shot」にリスナーレポーターからの様々な視点からの映像をアップロードし公開。このシステムの利用は、より“リアル”な駅伝の中継を可能にしたといえる。さらに、スタジオ映像はドコモ携帯電話FOMAの持つ「Vライブ」機能
を使ってストリーミング配信し、スタジオの様子をFOMAで見ることができるなど、リスナーやパーソナリティにとっても、びわ湖男女駅伝の生中継は「見えるラジオ番組」をさらに一歩推し進めたと言える。(e-radio 糸井孝実)
 エフエム青森はこのほど、お互いの地域の情報や番組を通じて交流を深めていこうと韓国・釜山市の釜山放送と番組提携で合意、協定書を交わした。
 青森県と韓国は「お隣の近い国」。青森空港からはソウルに週3便の定期便が飛んでおり、青森を訪れる観光客も年を追って増えていることから、県、青森市では増便を働きかけている。県内に住んでいる韓国の人たちも多く、交流を深めるきっかけになればと韓国観光公社のはからいで釜山放送との提携が実現した。
 エフエム青森は、県内のホットな話題を韓国語で紹介する番組「こんにちは、あおもり@JAPAN」を制作、10月から毎週金曜日の夕、釜山放送でオンエアしている。一方、釜山放送は日本語で釜山の情報を伝える「こんにちは!ここは釜山です」を制作。11月5日から毎週金曜日午後2時からの「わくわくワイド」内で放送している。(エフエム青森 大場裕彦)

 台風17号と18号の間隙を縫うように「20th Anniversary エフエム沖縄Birthday Live いつも心は南向き・しあわせ」は9月1日、2日晴天の宜野湾市海浜公園屋外劇場で開催され生中継した。出演は、BEGIN、Kiroro、古謝美佐子、ディアマンテス、ORANGE RANGE、HY 等沖縄県出身アーティストを中心に、サプライズ・ゲスト「Cocco」を含め2日間で27組。
 開局以来、地元アーティストのサポーターを務めてきた(と自負する)FM沖縄の20年の集大成とも言えるLIVEとなった。また、入場者にゴミ袋を配布するなど、環境に優しい音楽イベントを目指し、ゴミ減量キャンペーンを展開した。特番は早々に完売、リスナーからは再放送希望の声が数多く寄せられた。入場者は計約8500人。
 ステージでは、クレパスアーティスト、アリカワコウヘイの南国の太陽をイメージしたイラストが、イベントを楽しむかのように微笑んだ。
 3日後、沖縄は台風18号の直撃を受けた。本土復帰後最大級の台風だった。(エフエム沖縄 和久茂樹)

12月に真夏日とか台風とか、天変地異の今年を締めくくるような天気が続きます。
 さあいよいよ忘年会シーズン突入。皆様ご自愛くださいませ。「読むラジ」も皆様に愛されて100号になりました!(M.N)
JFNネットワーク支社長会事務局/TOKYO FMネットワーク部