FMリスナー一気に増加へ〜ついにFMケータイ登場!!

皆さんがこの原稿を目にされる頃には、日本初のFMラジオ搭載型の携帯電話がすでに店頭に並び、それを手にされている方も多いと思います。
FMリスナーというのは、統計でも明らかなようにもともとアクティブな携帯ユーザーなのです。携帯で通話もインターネットアクセスもメールも積極的にする。その彼等が常時持ち歩いている携帯電話にFMチューナーを搭載すれば、FMラジオへの接触時間も必然的に増えます。わざわざ携帯のほかにラジオまで持ち歩くことは、今は少ないでしょうが、同じサイズ・機能・価格でありながら、ラジオが入っているとしたら?今まで「聴きたくとも手元にラジオがない」という状態が解消されてしまうのです。

FMケータイが「ただFMのラジオを持ち歩いてもらう」のと決定的に異なるのは、通信機能を持っていることです。従前は、パーソナリティの呼びかけは、当たり前ですが「今聴いている人」にしか届きませんでした。しかし、通信機能を手に入れたラジオは、「リクエストした曲が今流れるよ」とか「今ラジオをつけると得な情報が入るよ」と、「今聴いていない人」リスナーにメールで直接的に、放送の聴取行動を呼びかけることが出来ます。これにより、二重の意味でFM聴取量の飛躍的拡大が見込めるのです。

また、こうして拡大が見込める聴取量に加え、聴取スタイルはどう変化するでしょうか。まず、FMケータイでラジオを聴くリスナーは、第一に、「元々FMラジオはよく聴くけれど、持ち歩いてまでは接触しなかった層」であり、第二に期待されるのは、「携帯はよく使うけど、FM放送に接触が少なかった層」との大きくわけて2つのタイプだと考えられます。フリークエンシーもリーチも、どちらも伸びる可能性を含んでいます。
いずれにしても彼らは、今まで行ってこなかったFMの聴き方をするようになります。雑踏の中や待ち合わせ場所、通勤通学途上や犬の散歩、といった<ちょっとした時間の隙間>での聴取を増やしていくことでしょう。いつでもどこでも、そしてちょっとずつでも、そうまさしく「デジタルな」聴き方というわけです。

FMはリスナーにとって「より親密なパートナー」に変貌するでしょう。より楽しい番組参加型、インタラクティブ性を取り込んだ番組企画へと変化します。番組リクエストのツールにしても、80年代はハガキ、90年代はFAX、その後はメール、しかも現在はそのほとんど全てが携帯からのメール、といったように進化しています。カメラやTV電話、そしてGPSまでも拡張を続けていく携帯電話の機能を活用することにより、ラジオメディアの特長でもあるリアルタイム性を強化しつつ、番組の作り方も、変わっていくこととでしょう。
例えば、番組携帯サイトでゲームに参加する、スタジオのゲストを携帯でリアルタイムで見ることができる、リスナー記者から携帯電話で撮影した画像を生放送中のスタジオにレポートしてもらう、ゲストからのメッセージメールを受け取ってもらう、etc・・・
これまでも行ってきた放送連動企画の数々が、場所と時間の制約がなくなることで、人数はもちろんのこと、これまでには想定しなかった層のリスナーを開拓できることでしょう。

さて、スポンサー・広告会社の皆様にとって肝心の、「広告の変化」についてです。もう一度「FMケータイならではのリスナー」の特長を整理します。第一に、聴く場所が、街の中・外出先などに広がる。第二に、必然的に平日昼間の聴取が飛躍的に拡大する。第三に、「いつでも」「どこでも」聴くことが出来る状態にあるリスナーに対して、メールなどの手段によって「いま」「そこで」聴くことを誘引することが出来る。第四に、「聴く」から「聴いて行動する」という手段を、携帯インターネットによって提供できる。これらの特色を大いに活用すれば、スポンサーのみなさまのキャンペーンや街頭イベントへの参加募集を、大変効果的・且つ効率よく行えるようになることでしょう。

放送で呼びかけて詳細を携帯サイトで見てもらう。地図やクーポンやプレミアム情報の提供によって、レジャー施設や新店舗のオープンに「いますぐ」来店誘導することも可能です。同じく、プレゼント応募や、ライブのチケット購入までも、ワンクリックで携帯電話内で完結することもできます。告知スポットや生CMを流す前に、リスナーにメールで通知、聴く逃しが無いように通信で誘導し、放送内容から惹き起こしたアクションは、逆にまた通信で刈り取って行く。リスナーの購入意識や参加意識が薄れていく前に、リスナーのレスポンスを確実にすることができ、FMラジオ本放送を使った広告効果はこれからますます期待が膨らみます。それに合わせた具体的な企画等は、今後もいち早く皆様にお知らせして参ります。
(
TOKYO FMマルチメディア事業局企画営業部長 藤 勝之)


パーソナリティ:キャロル久末 
例年通り11月3日の3時間特番でキックオフをしたFMフェスティバル03〜The Radio Cool。
今、海外で大きな注目を集めるJAPANESE COOL〜日本の文化発信力をモチーフに、日本全国をカバーするJFNネットワークが、各エリアでうごめき、ざわめいている、新しい文化発信の予兆=RADIO COOLを探し、インターネットを通して全国にプレゼンテーションするキャンペーンとして、いよいよ大詰めを迎えます。

11月3日(祝日・月曜日)15:00〜18:00のキックオフ特番では、凄腕ユニット「ジャズトロニック」女性ジャズボーカル「akiko」のスタジオライブ、FM愛知から話題のヒップホップグループ「NobodyKnows」、常に新しい音楽を生みつづけるFM沖縄から「ソークワクチン」などの切れ味鋭いブロードバンドによるLive生中継を軸に、各エリアからのエッジのあるRadio Cool を紹介。
さらに写真家ハービー山口による即興でのスナップを順次サイトにアップするなど、インターネットの醍醐味を随所にちりばめ、この日はWEBと放送との連動により、13万ページビューを越えるアクセスがありました。

そして、第2弾である11月28日(金曜日)22:00〜23:55の特別番組では、
「海外にチャレンジする Radio COOL」をコンセプトに、独自のネットワークで海外の音楽市場にチャレンジする
 1. トラベラーズ・・・NYに進出
 2. インスタントカフェレコーズ・・・パリに進出
以上2組のCoolなユニットのLiveをブロードバンドでストリーミング放送。
また、当日は、東京経由ではなく、各エリアからのプレゼンテーションの中で、独自に海外でムーブメントを形成しているケーススタディも紹介するとともに、実際に海外ではどのようにJ−Coolが若者たちに響いているのかを、パリのRADIONOVA、ソウルのSBS等の現地FM局DJに直接取材しました。

そしていよいよ第3弾となる12月23日(祝日・火曜日)21:00〜23:55のファイナル特番では、リスナーとのコミュニケーションをキーワードに、「勇気をもらった曲、何かのきっかけを与えてくれた曲」といったリスナーの心に残るマスターピースをオールリクエスト方式で放送します。また、R&B界のスーパーグループ・TLC他の出演で12月19日に東京・STUDIO COASTで実施の「VOICE OF LOVE 2003 スペシャルライブ」の模様を盛り込み、キャンペーソング「VOICE OF LOVE〜上を向いて歩こう」の熱いパフォーマンスをお届けします。最後までお楽しみください。(
TOKYO FM 編成制作局チーフプロデューサー 村上 正光)
TOKYO FM コミュニケーションズグループの活動をプレゼンテーションする「TOKYO FM MEDIA PRESENTATION 2004」が、11月28日(金)ホテルニューオータニで、スポンサー350名、広告会社500名ほか、計1,100名を招いて開催されました。
今年は、初めての試みとして、執行役員の小川編成制作局長、仁平技術局長自らが壇上にあがり、編成戦略の打ち出しと、地上デジタルラジオの実用化試験放送のプレゼンテーションを行ないました。

また、話題のFM付き携帯電話についてのコーナーでは、パーソナリティのANNAさんに登場を願い、携帯クイズの実演を行なって、FMと携帯電話の相性のよさを来場者に実感していただきました。会場では、FM付き携帯の展示も行い、たいへんな人だかりとなりました。試聴していただけた方は、皆、音の良さに驚かれていたのが印象的でした。
来場していただいま皆様、本当にありがとうございました。感想や忌憚のないご意見を伺えれば幸いです。

(TOKYO FM 営業局営業推進部長 一瀬 勝)
JFN38局ネットワーク支社長会ピックアップメンバーにTFM営業部、営業推進部を加え、東京市場を中心にJFNネットスケールを武器に営業活動を精力的に実施しています。
まさに、ネットパワーでTFMを側面で応援するセールスコラボです。
実績ではこの10月にJU(日本中古自動車販売商工組合連合会)の38局フルネットスポットの決定が新しいサクセスです。
他に、産業振興会、観光業界、航空会社などへの提案も継続中です。
来期に向けてはJFN各社への「生きた営業」ツールとして各種共有情報として新規広告会社情報を全国版として作成します。
この中からひとつでも各局のサクセスにつながればと思っています。
さらに<売れる><機能する>販促にも主眼をおいた38局パーソナリティ生CM企画や他媒体と連動した新セールスモデルを立案し、ビッグセールスの成就を目指しております。(エフエム大阪 東京支社長 林 清孝)
JFN38局ネットワークを利用した、スポット告知8/1(月)〜30(金)で太陽石油エンジョイサマーフェアの反響が大幅にアップしました。今年のエンジョイサマーフェアは賞品総額も大幅アップ。4月から西日本JFN17局ネット番組「太陽石油presents 柴田淳の月と太陽」をスタートしたこともあり、今年はJFNフルネットでのスポット告知展開をしていただきました。その結果、キャンペーンの反響増大!
下記のような結果となりました。

<企画内容>
昨年:太陽石油SS店頭抽選方式+応募抽選方式(ホテル ペア宿泊)&オープン懸賞(太陽スーパーライブ/4アーティスト 5エリア)
本年:太陽石油SS店頭抽選方式+応募抽選方式(電動スクーター100台)&オープン懸賞(ダイハツコペン)

<オープン懸賞応募数>
昨年: 7,555-(HP 7,211+官製ハガキ 344)
本年: 52,959-(HP45,516+官製ハガキ7,443)
(FM愛媛 東京支社長 石崎浩造/TOKYO FM ネットワーク部長 大森雄一)
ラジオから『え?ホント?』という話を作ってみたかった。JFN制作のワイド4番組で実施した【応募者全員プレゼントキャンペーン】は年末の楽しいパーティーシーズンに向け、サッポロビールMの協力により企画されたものである。リスナーの手元に届くのは、パーティーなどにぴったりの「スミノフアイス(写真)」というウォッカトニックである。
応募(問い合わせ含)は全て携帯かPCを使って行う仕組みにした。ラジオで告知を開始するや否や応募と問い合わせが殺到した。何しろ「全員」である。結果、キャンペーン終了時には4万件を超えた。「僕が応募したらおじいちゃんも応募してたんですけどいいんですか?」という問い合わせのように、今回の応募数(問い合わせ内容)には意外なラジオの今が見えてくる。
(1)ラジオの口コミ効果はやはり力があった。(2)パーソナリティーの雰囲気作りは重要だ。(3)携帯などのデジタルツールとラジオは親和性が高い。(1)は問い合わせの中で当企画が友人との話題に上がっていた事が伺えた。(2)は商品を受け取ったリスナーから「やまちゃんが美味しそうに飲んでいたから応募したらホントに美味しかった」といったお礼のメールが多々届いている。(3)では昼間、「全員プレゼント」と聴いて携帯で問い合わせる人が多く、夜はPCでの応募がピークを迎えている。現在4万件の応募全てを「エリア・応募時間帯・性別・年齢」などのカテゴリーで数値化する作業を行っている(後日皆様へ資料としてご報告いたします)。これでラジオの力を再確認し、次の仕事に活かせればベストだ。様々な企業と協力して「ラジオの今を探りながら自己主張していく」作業がとても大切なように思える。「ラジオってすごい太っ腹だったんですね」というメールにはサッポロビール様に感謝するに尽きるが、『え?ホント?』という企画、実はまだまだ身近なところにありそうである。(JFNC 営業部 城田信義)

1= 1938年12月20日/射手座/A型
2= 牛(特に石垣島の水牛・・・ゆっくりのんびり)
3= 特にアピールするものもなし・・・ただ健康な身体だけがとりえ。
4= 午前中はスポーツクラブでひと汗かく。
午後は家内の買物の手伝い(運転手)。
5= 公:東京支社企画で秋田発全国ネット60分番組制作(来年開局20年を迎えるので)。
私:モルジブとグレートバリアリーフで潜る事(東京では特にないので)

1= 1967年6月26日/蟹座/A型
2= 自分ではわかりませんので、逆に教えて下さい。
3= 自慢の体力とほんのちょっとの知力とそれを補うヒラメキで、納得いく仕事を積み重ねていきたいと思っております。
4= 首都圏近郊にある街の探索
5= 一期一会の精神で、より多くの人とのネットワークの構築が目標です。
1= 1960年2月28日/魚座/A型
2= 動物占いによると“ひつじ”のようですが
3= 1. 冷静沈着
2. さみしがり屋
3. 相談に乗るのがすき
4. 助け合いの精神
5. 約束にうるさい
6. 愚痴っぽい
7. 情報集めがすき
4= 羊ってまあいい奴なんですね!そんな僕ですが今は東京で単身赴任。毎日マンションのテラスでタバコをすいながらオリオン座を眺めています。さみしがり屋なんでしょうか?
5= とにかく数多くの人とのネットワークを作りたいです。
「学校給食にベニズワイガニ」のニュースをご覧になっただろうか。10月と11月の2ヶ月にわたって、富山県新湊市と高岡市の小学校の児童に給食で1匹ずつ出された。児童たちの反応もかなりのもので、新聞各紙の1面に掲載されるほどの話題を集めた。「富山湾魚類図鑑」によると、ベニズワイガニは越前ガニで有名なズワイガニよりも水深が深いところで生息し、ヤドカリの仲間である北海道のタラバガニとは違うとのこと。冬の富山の味覚の代表格である。12月から1月にかけて最盛期となるので、この時期にいちばん脂がのる寒ブリとセットで味わいたい。それにしても、給食に「カニ」だなんて、何とも贅沢な話。小学生に戻ろうカニ??

『パーソナリティ登場』BACKNUMBERへ 
技術から、ある日突然、営業を命じられて3年半。
どちらかというと、人にあまり会うことのない部署から、どんどん人に会うオシゴトに変わり、顔の筋肉を、どう動かしたらよいかさえ分からぬ日々でした。
そんな中、はじめてセールスが成立したときに、今まで経験したことのない喜びと、自然な笑顔ができたような気がします。
その初心を、忘れずがんばっていかなければっ。
と思いながらも、悪戦苦闘の日々です。

『営業最前線から一言』BACKNUMBERへ 
4月に15年振りの東京支社勤務となり、元々方向音痴の私にとっては、新しい地下鉄や超高層ビルに移転された代理店さんの場所にやっと慣れたところです。実感としてはあまりありませんが、景気の動向も少し持ち直してきているとのこと、又ラジオのデジタル放送も10月より始まり、12月には待望のFM付携帯電話の発売、2004年はきっとJFNグループにとって良い年と成る事でしょう。(エフエム長崎 水田 譲)
JFNネットワーク支社長会事務局/TOKYO FMネットワーク部